父からのメッセージ|触れなかった記憶に向き合うための物語
- 団長 冷えピタ
- 1 日前
- 読了時間: 2分
画面の向こう側に、伝えられなかった言葉が残っている。
ゲームPV
ゲーム概要
『父からのメッセージ』は、古いパソコンを操作しながら物語を読み解いていく、ノベル×謎解きゲームです。
プレイヤーは、亡くなった父の遺品として残された一台のパソコンを前に、その中に残されたファイルや記録をたどっていきます。
操作は、パソコンを使うようにウィンドウを開き、写真・メール・日記といったデータを確認するだけ。しかし、その一つひとつに、意味を持った“痕跡”が残されています。

こんな人におすすめ
物語を重視したゲームが好きな人
静かな雰囲気の謎解きが好きな人
家族や記憶をテーマにした作品に惹かれる人
プレイ後に余韻が残る体験を求めている人
あらすじ(ネタバレなし)
父が亡くなったあと、主人公は遺品整理の中で、古いパソコンを見つけます。
中に残されていたのは、整理されていない写真フォルダ、途中で止まったままのメール、そしていくつかのロックされたファイル。
なぜ、このパソコンは残されていたのか。
なぜ、開けられない記録があるのか。
操作を進めるにつれて、少しずつ父の記憶と家族の過去が浮かび上がっていきます。
このゲームの印象的なポイント
■ パソコンを“操作する”ことで進む物語
本作では、選択肢を選ぶのではなく、実際にパソコンを操作する感覚で物語が進行します。
ファイルを開く、日付を見る、メールの内容を読み返す。
その行為そのものが、物語を読み解く鍵になっています。
■ 記録として残された感情
写真や文章は、感情を直接語りません。しかし、並び方や欠けている部分から、言葉にされなかった思いが伝わってきます。
消えた写真
書きかけの文章
食い違う日付
それらをつなぎ合わせることで、プレイヤー自身が物語を完成させていきます。
■ 静かな進行と、残る余韻
派手な演出はほとんどありません。静かなBGMと、淡々とした操作が中心です。
だからこそ、最後まで進めたあとに残る感情が、ゆっくりと心に沈んでいきます。
まとめ
『父からのメッセージ』は、誰かの記憶に触れることで、自分の感情とも向き合う作品です。
謎を解くこと自体が目的ではなく、その過程で見えてくるものを受け取る体験に近いかもしれません。
静かな時間の中で、少し立ち止まりたいときにぜひ手に取ってほしい作品です。


コメント